カビとアレルギー
身体の機能に何らかの影響を与える外部からの刺激をアレルゲンと呼んでいます。このアレルゲンによって起こる身体の反応がアレルギー反応です。アレルゲンには、花粉症を誘発させるスギ花粉や、ハウスダスト症候群の原因とみられるダニやその糞、塵埃などが上げられますが、実はカビも直接または間接的にアレルゲンになります。
カビが間接的にアレルゲンとなる場合として、カビがダニの餌になる点が上げられます。カビが多いとダニも増える図式がそこにはあります。
カビが直接アレルゲンとなって生じるとみられる症状には以下のものがあります。
①アレルギー性喘息
アレルギー性喘息のアレルゲンには、ダニや花粉など以外に、カビがあります。空気中を浮遊するカビやその胞子に対して、自己の免疫が過剰に反応する場合に起こる体内反応の一つ、それがアレルギー性喘息です。室内を浮遊するカビは窓開け換気で対処したり、高性能な空気清浄機を利用することで除去できます。
②アトピー性皮膚炎
アトピー性とは、アレルギーおよび非アレルギーを含む、広範囲の不特定原因に基づく、主として皮膚疾患として現出する病態をいいます。食品、ダニその他皮膚刺激となりうるありとあらゆるものがアトピー性皮膚炎の誘発原因となりえます。カビもそのうちの一つです。
③夏型過敏性肺炎
カビないしその胞子を吸入することで発症する病気です。咳痰微熱から始まり、ひどくなると息切れを生じるまでになります。室内のカビ対策で対処しなければなりません。
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